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同じ案内を全部に貼らない ── 1つの企画をInstagram・LINE・POP・店舗情報へ作り分ける

企画を考えたあと、同じ文章をInstagramにもLINEにも店内POPにも貼っていませんか。見ている人が違うのに同じ文章では、どこかで必ずズレます。中心の意味は変えず、役割だけを変える——1つの企画を4か所へ作り分ける方法を、ネイルサロンの実例で解説します。ChatGPTなら4本まとめて下書きできます。

この記事で分かること

  1. 同じ文章を全媒体に貼ると効かない理由
  2. 4か所それぞれの「見る人・役割・入れる情報」
  3. ネイルサロンの実例(同じ企画の4パターン)
  4. 4本まとめて作るプロンプトと、公開前の照合
ネイルサロンのカウンターに並んだ、同じ企画の4種類の案内。スマホ画面2つと店内POPと予約ページ
企画は1つ、出口は4つ。中心を保ったまま、役割だけを変える

01見ている人が違うのに、同じ文章でいいはずがない

Instagramを見ているのは、店を知ったばかりの人。LINEを受け取るのは、すでに来たことがある人。店内POPを読むのは、いま施術を受けているお客様。店舗情報を見ているのは、他店と比べながら探している人。立っている場所が違えば、必要な情報も違います

調べ方の実態もそれを示しています。米国の調査では、74%の人が2つ以上の情報源を確認してから利用する店を決めると答えています。[1] つまりお客様は、あなたの店を複数の場所で見ている。そこで同じ文章が並んでいると、知りたい情報にたどり着けないまま離脱します(米国の調査であり、日本の店にそのまま当てはまるとは限りません)。

Instagram 見る人: 店を知ったばかりの人 役割: 「自分向けかも」と感じてもらう 困りごと・利用場面・仕上がり・予約先 LINE 見る人: すでに店を知っている人 役割: 空き枠から再予約へ進んでもらう 対象・日時・料金・予約リンク 店内POP 見る人: いま来店中のお客様 役割: 次回利用や別メニューを知ってもらう 誰向けか・内容・価格・声かけ 店舗情報・Web 見る人: 比較しながら探している人 役割: 条件への不安を減らす 事実・予約条件・所要時間・場所 中心メッセージは1つ。変えるのは「どの情報を前に出すか」だけ
同じ企画でも、Instagramは「共感」から、店舗情報は「事実」から始める

02ネイルサロンの実例 ── 同じ企画の4パターン

企画は「平日午後の、仕事になじむ色を相談して選ぶワンカラー(約70分・6,600円)」。同じ企画が、場所によってこう変わります。

Instagram ── 最初の2行で「自分のことかも」

派手にはできない。でも、手元は整えておきたい。

平日休みやシフト勤務の方へ、
仕事になじむ色を相談して選ぶワンカラーです。

色見本を見ながら、普段の服や職場で気になることを伺います。
通常のハンドケアを含めて、所要時間の目安は約70分です。

料金:6,600円 対象枠:○月○日13時/15時
予約はプロフィールのリンクから「平日ワンカラー」を。

LINE ── 知っている人へ、短く直接

こんにちは。平日午後のご案内です。

「仕事では派手にできないけれど、手元を整えたい」方向けに、
肌なじみのよい色を相談して選ぶワンカラーをご用意しています。

○月○日 13時/15時 約70分・6,600円
ご希望の方はこちらから「平日ワンカラー」をお選びください。
[予約リンク]

一斉配信するときは、受け取る頻度や解除方法など、使っている配信サービスのルールも守ります。

店内POP ── 長い説明は読まれない

次の平日休みに、手元を整える70分。

仕事になじむ色を、見本を見ながら一緒に選べます。
平日ワンカラー 6,600円

空き枠はスタッフへお尋ねください。

店舗情報・Web ── 魅力より、安心して予約できる事実

平日13時〜16時に、仕事になじむ色を相談して選ぶ
ワンカラーメニューをご案内しています。

通常のハンドケアを含み、所要時間の目安は約70分です。
料金は6,600円。追加料金が発生する条件と空き状況は、
予約ページでご確認ください。
ネイルサロンの施術台に置かれた、次回利用を案内する小さな店内POP
店内POPは「見出し・説明2行・価格・声かけ」の4パーツで足りる

034本まとめて作らせる ── そして必ず照合する

コピーして使えます

次の販促基本カードから、四つの案内文を作ってください。

1. Instagram投稿
   最初の2行で、対象者の困りごとが分かるようにする
2. LINE案内
   既存のお客様向けに短くし、日時と予約リンクを見つけやすくする
3. 店内POP
   見出し、説明2行、価格、行動の呼びかけに分ける
4. 店舗情報・Web
   予約前の不安を減らす事実を優先する

四つとも、中心メッセージは変えないでください。
価格、日時、施術内容、効果を作らないでください。
不足情報は[要確認]と表示してください。

[販促の基本カード]

そして生成された文章は、そのまま投稿しません。日付・曜日・価格・所要時間・予約リンク・提供できる数を、店の正式な情報と1つずつ照らし合わせます。

中心メッセージ 誰に・何が・いくらで Instagram LINE 店内POP 店舗情報 公開前に正本と照合 日付・価格・所要時間・予約リンク 4本同時に作れるからこそ、4本同時に間違いが広がる。照合は1回でまとめてできる
作り分けの効率化と、確認の一括化はセットで考える

04まとめ ── 次の企画からできること

  • 企画の中心メッセージを1文にしてから、媒体を考える
  • 4か所の「見る人・役割」を表で持っておく
  • 4本まとめてプロンプトで下書きする(中心は変えない指示つき)
  • 公開前に、日付・価格・所要時間・予約リンクを正本と照合する
  • 店内POPは4パーツ以内。長い説明は入れない

企画そのものの作り方(八つの材料)は販促の記事、画像の作り方は画像生成の記事、媒体ごとの役割分担は導線の記事で扱っています。同じ文章を4か所に貼る手間と、作り分ける手間は、ほとんど変わりません。変わるのは、届き方です。

[1] BrightLocal「Local Consumer Review Survey 2025」(米国成人1,026人対象・2026年7月確認)。74%が2つ以上の情報源を確認してから利用する店を決めると回答。米国の消費者調査であり、日本の店舗にそのまま当てはまるとは限りません。brightlocal.com/research/local-consumer-review-survey/

甲斐ショウジ

この記事を書いた人

甲斐ショウジ株式会社GMJ 代表取締役CTO兼CAIO

20年超のIT事業経験とGoogle関連事業での実績を基に、多数のAIシステムの開発を主導。AIとMEOで、小さなお店・中小企業の経営を強くする実践情報を発信しています。

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